こんな悩みにお答えします!
ぼくはサバイバルゲームをはじめたころ、適当に迷彩服やパーカーなどを着ていました。
遊んでいるうちにアフガンの山岳兵士みたいのが着てる服で遊んでみたいな!と思って
いろいろ探してみました。
この記事を読むことで、「中東の装備、テロリストの装備の基礎」がわかります。
サバゲーで中東装備をするときに必要なのはカミース

中東装備に必要なものが3つあります。
- カミース…シャルワールカミース
- パコール…頭にかぶる帽子
- シュマグ…首にまくストール
3つの中でも、カミースは中東ぽさを出すためには必須のアイテムです。
カミースの特徴
・ボタンで止める襟
・ゆったりとしたサイズです。
・ウエスト約130cmのぶかぶかしたズボン
理由は、形状が西洋のジャケットや戦闘服とは全くおもむきが違うからです。
カミースを一枚着るだけで雰囲気ががらりと変わります。
例えば、以下の組み合わせでCIA現地オペレーターの完成です。
・CIAカミース
・エアガン…M4A1ライフルorAK47
・上半身にチェストリグ
・首にシュマグ
・頭にキャップ
・目にシューティングサングラス

小物次第でいろいろなバリエーションが楽しめます。
例えば、
・パコール+プレキャリ+シュマグ=CIA現地オペレーター
・黒のカミース、黒のシュマグ、黒のパコール、黒の付けヒゲ=タリバン系
・パトゥ(山岳用の長い防寒布)+カミース+パコール=アフガン山岳兵
という感じです。
ちなみに、りろうし(@Rerousi)は
・パコール(パキスタン製)
・シャルワールカミース(明日香縫製)
・56式チェストリグ(Amazon)
・ベスト(明日香縫製)
・シュマグ(Amazon)
・自作の付けヒゲマスク
で…怪しさだけはMAXのコスプレおじさんと化しています。

正直、まだ着こなせていません。
まだ改良の余地があります。
以前、ショッピングモール内にあるインドアサバゲースタジオ、「ブレイブポイント」に友人に連れて行ってもらったことがありました。
壁の一部がガラス張りで、外を通りかかる一般の老若男女がサバゲーの様子を見学することができる珍しい立地です。
ゲーム中に外を通りかかった、小さな子ども連れの親子にヒゲ面を目撃されました。
母子ともに笑ってくれました。
親御さんは「苦笑い」
子どもは「喜びの笑顔」
動物園のオリの中にいる珍しい生き物を見た時の目ってあんな感じなんだと思います。
※一般的に、ゲーム中のフィールドに「見学」のみを目的で入ることはできない店舗が多いです。
理由は、見学者のために安全ゴーグルなどを貸し出すと、プレイヤー用のレンタル装備がなくなってしまうためです。
サバゲー中東装備はどこで探す?

明日香縫製雑貨店(あすかほうせいざっかてん)
明日香縫製雑貨店 シャルワールカミース アラブ服 ロシア装備 ゲリラ装備 民兵装備 傭兵装備 亜流装備
中東装備を創作、販売しているブログ寄りの通販サイトです。
現地兵の写真も載っており、コーディネイトの参考になります。
ヴィクトリーショーなどのミリタリーバザーにもよく出店しています。
たまに現地の実物を扱っています。パキスタン製のパコールやカミースなどです。
カミースと同じ素材でできた布製のチェストリグが便利です。
なぜかというと軽くてAKのマガジンが5本も入るからです。
ガチガチのMOLLE対応チェストリグに比べると頼りないですが、ローカル感が出ていいです。
エアガン・電動ガンのFIRST
カスタム電動ガンの販売でも有名なFIRSTさんのオンラインショップです。
ぼくは、たまに東京に遠征するとアメ横店に寄らせてもらいます。
年明けの三が日には、店内オークションがあります。
2019年の年明けにはじめて参加しました。
オークションの開始時間は元日の18:00でした。
買い物客がだんだん減る中、それほど広くない店内には30名ほどのむさくるしい男の園が築かれます。
脚立に登って司会進行を務める店員さんの頭には汗が浮かびます。
天井付近に滞留する暖房の熱のためです。
自分も暑くてダウンジャケットを小脇に抱えていました。
オークション自体は極端に高騰することはありません。
店員さんがあらかじめ上限額を設定してくれています。
ぼくが覚えている限りでは、
東京マルイの固定スライドガスハンドガン「MK-23」(定価12000円前後)
が6800円前後で落札されていました!
ヤフオク
明日香縫製さんの中古品がおもです。
たまに現地の本物のパコールやシャルワールカミースが出品されることがあります。
まめにチェックしていると見つかります。
メルカリ
やはり明日香縫製さんの中古品が多いです。
ヤフオクとの違いはセット販売が多いことです。
例えば、「パコール+シャルワールカミース+シュマグ」=1万円くらい
出品から完売までの時間が短いので、メルカリのキーワード通知で「明日香縫製」などと入れておくとチェックを逃しづらいです。
リサイクルショップ
地元ローカルな話になってしまいますが、エアガン用品を扱っているリサイクルショップは穴場です。
理由は、リサイクルショップでの中東装備の扱いは安いからです。
例を挙げると、わたしが持っている明日香縫製さんのCIAカミースは新品で買うと7000円以上しますが、リサイクルショップにて1000円で投げ売りされていました。
これまでの最安値です。
ただし、古いタイプで肩や胸部分にマジックテープがついておらず、パッチがつけられなくて少し寂しいです。
中東装備のコーディネイトはどこを参考に?

明日香縫製さんのブログの写真や、ネットで中東関連のミリタリー画像をチェックしたり、Youtubeでアフガンストールの巻き方などの動画が出てます。
ミリタリーショップFIRSTさんのHPでもコーディネイトのやり方が少し載っています。参考:【FSP35】AK47スタイリングガイド | 特集 | 絶賛SALE中! 品揃え日本最大のエアガン市場、FIRST 中古エアガン、サバゲー装備、電動ガン、エアガン通販
FIRSTさんの通販でも中東装備は買えますが、売り切れていることが多いのでこまめに在庫をチェックするといいです。
シュマグの巻き方はYoutubeで検索してくると出てきます。
パコール、カミース以外のアイテムは?
ここからは中東装備のオプション装備を紹介します。
なくてもいいけどあるとより雰囲気が出る装備です。
好みで使い分けるといいです。
ベスト
シャルワール・カミースの上から羽織るベストは、ユニクロ等で売っているワイシャツの上からボタンで止めるタイプのベストが使いまわせます。
明日香縫製さんでもベストは売っていますが、カミースと同じペラペラの布でできているためしわだらけになりがちです。
首都圏の専門店にいけばそれなりのものは手に入りますが、カミース以外のベストはユニクロでも十分です。
カーゴパンツ

カミースは上着だけでも、だいぶ中東な雰囲気が出ます。
なので、下半身はいつもの戦闘服やカーゴパンツで動きやすさを優先するのもありです。
CIAの現地オペレーターや民兵も上はカミースで下は迷彩服だったりします。
なんといっても、シャルワールカミースのズボンはウエストが130センチほどもあるゴムなしの布ズボンをヒモで絞って調整するので、確実にぶかぶかします。
慣れていないとトイレの時に腰ひもがかた結びしてほどけなくてたいへんな目にあいますのでご注意ください。
ターバン

頭にかぶる衣装としてあパコールのほか、ターバンがあります。
ターバン=インド人てイメージに直結しがちですが、アフガンストール(シュマグ)と同じくアフガン山岳兵の中でも使われています。
端切れ屋さん?など生地としての布を扱っているお店を物色するといいです。
ターバンは巻き方を間違えると、アフガン民兵から絵に描いたようなインド人に大変身してしまうのでご注意下さい。
パトゥ

たて×よこ:1.1m×2.3mほどのバカでかい布です。
ブランケットやマントのようなものです。
パトゥは山岳兵が戦闘服やカミースの上から羽織って使います。
なぜかというと、アフガニスタンは砂漠と高山地帯の国だからです。
昼は強い日差しにさらされ、夜は冷え込み、標高が高いところは雪もあります。
日差しと乾燥と寒さから現地の動物の毛で編まれたパトゥで身を守ります。
シュマグも日差しや砂ホコリから頭を守りますので、使い方は同じですね。
ミリタリージャケット
カミースの上から適当な迷彩色のミリタリージャケットやフィールドジャケットを羽織るとこなれた感じが出ます。 M-65タイプのジャケットやウッドランド迷彩のヤッケなどでもいいと思います。 1980年代のムジャヒディンなんかはソ連軍のコートなどを着ているものがあります。
チェストリグ
AKタイプのマガジンを収納できる56式タイプのチェストリグもおすすめです。
ただし、人によってはあまり使いやすいとはいえません。
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- 背中で固定部分がヒモのためほどけやすくフィットしにくい
- ポーチのふたがひっかかってあけづらい
問題を解決するためにはすこしだけ工夫が必要です。 それほどお金はかからないので
使いづらいな
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- と思ったら以下の方法を試してみてください。
- ふたは100均の裁縫グッズで売っているマジックテープを貼ったりすると取り出しやすくなります。
- 背中のヒモは別売りの20㎜バックルなどを両端にとりつけることで着脱がラクになりす。
中東装備の注意
どこのサバゲーフィールドでも必ず注意されることですが、
フィールド以外ではサバゲー装備を外すのを忘れないようにしましょう。
理由は、外でサバゲー衣装を見た人が勘違いして警察等に通報(クレーム)することがあるからです。
特に、特定の民族や宗教を連想させるサバゲー衣装に関してはそれを見る「外国人観光客」に配りょしなければいけません。
例えば、東京の浅草で定期的に開かれる「ビクトリーショウ」というミリタリーグッズのバザーではコスプレ内容にアナウンスで注意が入ります。
基本的には会場内をコスプレ姿で歩き回るのは許可されています。
しかし、ナチスドイツの制服は個別にアナウンスで注意が入ります。
たまたま訪れていた私と友人が耳にしましたが、注意の内容に納得しました。
外国人観光客の中にはユダヤ系の方もいるためです。
若い方で、ご存じない方もいるかもしれませんが、ナチスドイツは第二次世界大戦中にユダヤ人を迫害し、戦争で負けたのでユダヤ系の方には特にイメージが悪いです。
そして、バザー会場が世界各国から外国人観光客が多く訪れる浅草寺の近くなので、ユダヤ系の方が訪れる可能性が高いのが予想できます。
サバゲーの世間からのイメージと認知度はいまだに悪いです。
つい最近も、ふるさと納税の返礼品にエアガンを送ろうとした市町村がクレームにビビってドタキャンしたという事案があったばかりです。
関連記事:「ふるさと納税のお返しにエアガン」○○新聞が記事にしてて不気味 | りろうしBlog
いらぬ誤解を生まないよう、サバゲーイベントが開かれている場所以外では装備を外して行動するようにしましょう。
まとめ
サバゲーでの中東装備はカミース+シュマグorパコールさえあればあとはアレンジして楽しめます。
しかし、カミースは湿度の高い日本の真夏に着るのはおススメしません。
理由はいうまでもなく、汗が乾きにくいからです。
アフガニスタンは日差しが強くても、湿度が日本ほど高いわけではないので皮ふを長そでのカミースで覆えば日焼けを防げます。
しかし、湿度が高い日本の真夏の日中にカミースを着ると、じとじと感がマックスです。
暑さ対策を欠かすことなく、サバゲーを楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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