こんにちはりろうし(@Rerousi)です。
先日こういう記事を書きました。
コンゴ帰国女性、エボラ出血熱感染の疑い?→陰性でした。【サバゲーと見る紛争地域】
記事の内容は
・コンゴから帰国した埼玉の日本人女性にエボラ出血熱の疑いがでたが陰性でした。
・エボラ出血熱について
今回はその続報です。
エボラ出血熱に試験薬2種が効果あり!
コンゴのエボラ熱治療薬試験、2種類が最高生存率90%と好結果 – ロイター
記事によると、
・コンゴ民主共和国で実施中のエボラ出血熱治療薬の臨床試験で2種類の治療薬に効果が見られた。
・2種類は米製薬会社のもので名前は「REGN-EB3」、「mAB114」
・「REGN-EB3」の投与を受けた患者の死亡率は29%、「mAB114」は34%。
記事によると臨床試験をしていた薬は4種類で、そのうち2種類が高い生存率を示したようです。
日本でも治療薬の研究はされていたようです。
しかし、やはり米国が先んじた感じですね。
エボラ出血熱にはこれまで特効薬がなく、致死率も高いです。
ウイルスの変異もあると思いますが、治療が大きく進むといいですね。
エボラ出血熱を描いた映画「アウトブレイク」はこちらで見られます
エボラ出血熱の症状

そのウイルスは、恐るべき獰猛さで、人間の体内のありとあらゆる臓器を蝕んでいくという。
一度体内に侵入すると、爆発的な勢いで増殖を始め、血液に乗って全身を支配する。進行するにつれ、血液を凝固させる成分が結集し、血栓を作り出す。それが、肝臓、腎臓、肺などに回ると、毛細血管が詰まり、血流が遮断。臓器の機能は停止する。
組織は壊死して融解していき、出血による点状の赤斑が皮膚に現れてくる。次第にそれは拡大していき、わずかな力が加わっただけで、全身の至るところから出血するようになる。歯茎、腸管、皮膚……凝固する能力を失った血液は、一度噴き出すと留まることなく流れ続けるという。結果、多臓器不全、大量出血によるショックで、感染者はまたたく間に死に至る—。
引用:体中から血が噴き出し、あっという間に死に至る 殺人「エボラ出血熱」報じられない日本人感染ルート(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(2/4) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/40263?page=2
発熱、嘔吐などマイルドな表現での症状しか報道されませんが実際の死に際はひどいもので、どこかのサイトでみた表現では
「トマトジュースまみれ」なのだそうです。
ようは血だまりです。
血まみれの職場

血だまりといえば、私は前職が病院の手術室の清掃でした。
外科や整形外科の手術後は床が血まみれで削った骨片などが転がっていることもしばしばです。
掃除の手順は
- 大きなごみを拾う
- 壁を洗剤とクロスでふく
- 手術台をふく
- 椅子などの備品を部屋の中央に集める
- 床をクイックルワイパーでふく
- 床を洗剤とモップでふく
- 備品を元に戻す
- 新しいシーツを手術台に掛ける
といった感じです。
清掃にかかる時間はまちまちで、大きく2パターンに分かれます。
次の手術がある場合は「術間清掃」
次に手術の予定がない場合は「術後清掃」
と分かれていました。
手術室は小さなコンビニエンスストアくらいの広さがあります。
清掃手順の中でも特に大変なのが床の汚れ=血液のふき取りです。
少量の血液ならモップを洗剤に浸してひとなでもすれば落ちます。
しかし、血がたくさん出る手術のあとは床一面が真っ赤で、殺人現場のようです。
モップの先を何回も換えて拭き取ります。
床はまだ平面なので掃除しやすいのです。
しかし、問題は開脚台という患者さんの両足を釣り上げておく重い機材です。

写真はイメージですが、患者さんの足をのせる部分や台の根本に血がついていると立体的で拭き取りにくいです。
しかも、今やっている清掃のあとに手術が控えていると時間との勝負です。
急がないとナースさんからのクレームになるので、必死です。
しかも中腰なので腰に来る…椎間板ヘルニアになってしまいました。
モップを掛ける間もずっと中腰で、結果的に私が仕事を辞める直接の原因になりました。
退職理由は他にもありました。
こちらの記事で書いています。
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